和子牛高値続く

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上場頭数も購買者も多く活気にあふれた和牛子牛のせり

JA全農長野は9日、木曽町の長野県中央家畜市場で2016年度最後の市場を開いた。和牛子牛全体の平均価格は前回12月市場から1万1204円下げて82万6581円。発育不良の牛や体形のばらつきで価格差が広がり、全体を押し下げたが、100万円を超える子牛もあり、依然高値水準が続く取引となった。
頭数は16年度中の同市場の中で最も多く、365頭が上場し、363頭の取引が成立した。去勢子牛は190頭が成立し、平均価格は前回より1万3912円高い、89万250円。雌子牛は173頭が成立し、平均価格は前回より2万5295円安い75万6655円だった。
せり前に行われた子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛▽最優秀賞=井領稔(上松町)▽優秀賞=永瀬満(木祖村)下起幸一(大桑村)上田博隆(南木曽町)◇雌牛▽最優秀賞=上田博隆さん(同)優秀賞=伊藤太郎さん(川上村)

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