果樹剪定しっかり

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園地で電動剪定ばさみのポイントを学んだ講習会

長野県のJA中野市管内の南間長瀬地区農家組合は3日、冬期整枝せん定講習会を開いた。リンゴと桃の生産者12人が参加。JA園芸課の技術員が電動剪定(せんてい)ばさみを使った剪定方法を、園地で実演しながら紹介した。
同地区では毎年2月上旬に講習会を開催。会場の園地と担当するJA技術員は毎年同じで、継続的な取り組みをしている。今回の研修では、技術員は、力を使わず楽に切ることができる電動剪定ばさみのポイントや注意点を説明。主枝の剪定、枝の誘引方法などを実演した。室内で、病害虫防除についても説明した。
同農家組合長の山口恭一さんは「若い人が増え、活気にあふれている。今後も講習会を継続していきたい」と話した。同地区では、リンゴや桃の栽培が盛んで、農家組合戸数は15戸。今後も講習会や視察研修会などを積極的に開く方針だ。

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