東京・大阪で若手職員が市場研修

JA長野八ケ岳は、野菜販売に携わる若手職員を対象にした市場研修を行った。6日間の日程で東京都中央卸売市場大田市場の東京青果と大阪市中央卸売市場の大果大阪青果の2社で、4人の若手職員が実地研修をした。
研修は、2014年度から毎年行い、今回で3回。1月下旬に、2人が東京青果で、2人が大果大阪青果でそれぞれ研修した。せり場を見学し、事務作業の手順などの説明を受け、流通の仕組みや市場の役割について学んだ。市場内で開かれた消費宣伝会を見たり、近郊の産地を訪れたりもして見識を深めた。
研修に参加した小海支所の成沢明美さんは「私たちが出荷している農産物が、どのようにして消費者に届いているかが分かり、勉強になった。研修で得たことを今後の仕事に生かしたい」と感想を話した。
JA農業部の新津正幸部長は「市場で働く皆さんとの交流を通して、流通の現状や買い手側の思いを学んで、これからの業務に生かしてもらいたい」と期待を示した。

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