主婦ら栽培学ぶ、15人修了証授与

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松下所長から修了証書を受け取る受講者

JA木曽や県木曽農業改良普及センターなどでつくる木曽地域就農プロジェクト推進協議会は16日、木曽町で、定年退職者や主婦向けに野菜栽培などを伝える「農業入門講座」の閉講式を開いた。今年度受講した24人のうち、修了基準を満たした15人に修了証書を渡した。
4期目の今年度の講座は36回開き、サヤインゲンやトルコギキョウ、赤カブなどの栽培すんきの漬け込みをした。閉講式で、同センターの松下勇次所長は「修了者にはぜひ就農という形で、小規模でも木曽の農業と地域振興の一翼を担っていただきたい」と話した。
受講生から講座の感想を聞いた意見交換会では「農業の基礎が楽しく学べてよかった」「野菜畑を見学して勉強になった」といった声が上がり、「作った野菜を道の駅や無人販売所で売りたい」と今後に意欲を見せる人もいた。
来年度も開講する予定で、3月中旬から受講生を募集する。

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