連携を強化し、地域農業振興

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農業振興施策などで意見を交わした懇談会

JA佐久浅間は17日、立科町との農政懇談会を同町のJA立科センターで開いた。農業生産の現状や課題、今後の取り組み方針などを確認し、連携強化を図り、地域農業の振興に資するのが目的。同町の米村匡人町長やJA常勤役員、担当部課長らが出席した。
JAは同町で盛んなリンゴや米、肉牛生産をはじめ、品目ごとの販売実績を報告。立科地区の地域農業振興ビジョンを示し、品目ごとの取り組み方針を説明した。町は2016年のふるさと納税の実績や課題、町や農商工が一体となった観光振興に向けた新たな取り組みなどを報告した。
意見交換でJAは、新規就農対策の継続的な連携や、ちらし作成による産地PRなどを要望した。
米村町長は「ふるさと納税制度を活用して、農家への還元を図るとともに、引き続きJAと連携して、新規就農対策に取り組みたい」と話した。JAの井出健組合長は「農家所得の増大と、地域農業の活性化に貢献できるよう積極的に協力したい」と話し、改めて連携強化を図ることを確認した。

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