最高の出荷数量に

「最高の出荷数量に」の画像
関係者やJA担当者らが出席した野菜販売反省会

JA長野八ケ岳野菜専門委員会は、2016年度野菜販売反省会を開いた。生産者や市場関係者、JAの販売担当者ら約140人が出席。野菜生産販売の経過と実績、課題が報告された。野菜の出荷数量は、合併後最高を記録したが、天候不順による被害の大きさが指摘された。
9月中旬からの降雨や日照不足で、野菜生産全体に大きな影響が出た。特に、洋菜類の被害が大きかった。全国的にも野菜が不作となり、価格が高騰した。同JAの野菜販売結果は、出荷数量が前年度対比104%を超え、合併後最高の出荷数量となり、販売金額は昨年に次いで合併後2番目に大きい額となった。ただ、JAは「豪雨や日照不足による被害に見舞われた生産者も多く、決して喜べる状況ではない」とみている。
反省会では、生産者から多くの質問や意見が出た。JAや市場の取り組み、今後の課題などについて次年度に向けて意見交換した。

MENU