セルリー供給、円滑にリレー

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円滑な産地リレーに向けて開かれた会議

JA全農長野と全農中信事業所JA園芸事業推進協議会は10月31日、松本市内で「静岡県・長野県合同セルリー出荷調整会議」を開いた。円滑な産地リレーに向けて、出荷計画や産地の情報を共有し、国産の主産地の両県が切れ間なく出荷し、実需者と消費者に安定供給する体制を確認した。
静岡県から浜松洋菜セルリー幹事会、JAとぴあ浜松、JA静岡経済連の代表者や担当者ら18人、長野県から松本洋菜部会、JA信州諏訪セルリー専門部会、関係JA、JA全農長野の代表者や担当者ら20人が出席した。
出席者から、今年は9、10月にかけての曇天長雨の影響で両県ともに作柄が安定しないため「お客さまへの供給が途切れないように、しっかりと連携をとっていくことが重要」という意見が出た。会議前は、静岡県側の出席者が松本地区の圃場(ほじょう)を視察し、栽培技術や産地状況の情報交換をした。
この会議は約40年間続いており、春は静岡県、秋は長野県で産地の切り替え時期に開いている。

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