いきいき信州!農産加工品展示商談会、販路拡大に活用を

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商品を手に出展者から説明を聞くバイヤー

JA長野信連は、東京・有楽町で「いきいき信州!農産加工品展示商談会」を開いた。昨年に続き、2回目。JA全農長野と県内JA、農業法人、農業関連法人など計48団体が出展。県内農産物を原料とした農産加工品を中心に、300以上の商品が出展され活発な商談が行われた。
この商談会は県内農業者、農業・食品関連企業などの販路拡大支援を目的に開催。出展品種・品目が前回以上にバラエティーに富んだ内容となり、前回を上回る400人以上のバイヤーが来場した。
バイヤーからは「商品に対する思いを直接聞くことができた」「具体的な商談を継続していきたい」などの評価する声が聞かれた。出展者は「単独では会う機会のない企業と直接話をすることができた」「商品改善に関する意見をもらうことができた」などと手応えを感じた。
全農長野ブースは、果実や野菜などを出展し県産農産物のPRをした。
併設したセミナースペースで、農村工業研究所の深井洋一技術専門職と滝沢潤研究員から「高品質加工技術」の説明が行われた。参加者からは「果実の加工技術について興味深い話が聞けた」などの声が聞かれた。
JA長野信連は、農業者に対する支援を継続・強化していく方針。小松伸治理事長は「出展者には今後のビジネスにつながる場として活用してほしい。商談会などの販路開拓支援により県農業の活性化にもつなげていきたい」と述べた。

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