「御嶽はくさい」が生育順調で出荷増

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会議は木祖村と開田高原の2カ所で開催

JA木曽は「御嶽はくさい」の出荷後半に向けて、野菜販売中間検討会議を開いた。主産地の木祖村と木曽町開田高原にあるJA予冷庫施設の2ヵ所で開催し、生産者や市場、JA関係者ら両地区合わせて約50人が出席。JAや市場の担当者が、それぞれ販売や生産、出荷の状況などを説明した。
今年は気温が平年より高めで推移し、適度な降雨により生育は順調。出荷は、年間40万ケースの目標に対し、8月末で約20万ケース(1ケース15キロ)の実績で前年比13%増となっている。夏季の豊作基調で価格は低迷していたが徐々に需要が増え、8月後半から例年の単価に回復している。
市場担当者は「相場がどの程度上がるかは、品質の安定化が一番のポイント。出荷量と品質の確保をお願いをしたい」と話した。
同JAの田屋万芳専務は「健康に留意して、少しでも良い値段で販売できるよう頑張っていただきたい」と生産者を激励した。

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