定例8月市場の和牛子牛、平均価格上げ

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前回より購買者が多く、活発に取引された市場のせり

JA全農長野は、木曽町の県中央家畜市場で定例の8月市場を開いた。和牛の枝肉相場が順調に推移し、夏場の消費需要が高まる中で子牛不足が解消されず、前回に比べ購買者が多く活発な取引となった。和牛子牛の平均価格は、前回より上がった。
和牛子牛306頭を取引した。雌子牛は121頭で平均価格68万5595円(税別)、去勢子牛は185頭で平均価格78万3238円(同)だった。全体平均では、前回6月市場を3万3715円上回る74万4627円(同)となり、前年比でも14万8648円上回った。
せり前に開いた子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛の部▽最優秀賞=伊藤太郎(川上村)▽優秀賞=田中昭人(木曽町開田高原)上村秀夫(同)
◇雌牛の部▽最優秀賞=串原肇(下条村)▽優秀賞=大久保喜代文(木曽町日義)

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