本所完成祝う

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完成したJA須高の本所

JA須高は、須坂市にある本所の建て替えや駐車場整備など一連の工事を終え、6日に竣工(しゅんこう)式を開いた。関係者らが参加して完成を祝った。敷地内には、特産の果樹を植えて産地JAをアピールする。
完成した本所は、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は1300平方メートル。1階に金融、共済部門と会議室「須高会館」など、2階に監査室、総務部門、役員室などを置く。
工事は昨年7月から2期に分けて、着工した。
1期工事の本所建て替えは3月に完成。2期工事は旧施設を解体し、55台収容の駐車場を整備した。
敷地面積は4600平方メートル。敷地の5%を緑地化するという市条例に基づき、ブドウとリンゴの苗木を植えた。
また、県立須坂病院の北側に構えていた農産物直売所「お百SHOPすざか」を本所東側に移転した。
同JAは、9月1日に北信5JAで合併予定。合併後、現在の本所はJAながの須高ブロックの拠点として利用する。
竣工式で、牧良一組合長は「農業協同組合の原点である組合員の交流の場として、末長く親しまれ、利用いただける施設にしていきたい」とあいさつした。
建設工事を担当した会社の関係者と、「お百SHOPすざか」のシャッターに農産物の絵を描いた須坂高校美術部の生徒らに感謝状を贈った。

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