JA長野中央会・各連総会-財政体質改善で成果

貯金平均残高は前年比2.4%増の2兆4655億円、貸出金平均残高は同7.8%増の3748億円。金利の低下基調など難しい運用環境の下、効率運用に努めるとともに財政体質改善やコスト削減に取り組んだ結果、当期剰余金は103億600万円を計上。奨励金・事業分量配当金174億円をJAに還元した。
県JAバンクの顧客基盤拡充と収益力強化の取り組みでは、顧客基盤の維持・拡大策として新商品の販売、年金受給者拡大に取り組み、JA貯金は同1.9%増の3兆239億円になった。
農業所得増大と地域活性化への取り組みでは、長野県JAグループが持つ農産物・加工品を広く周知すること、JA・農業法人の販売力強化などを目的に、農産加工品商談会を開き、商談成約26件の成果を収めた。
また、JA農産物直売所のクーポン券付き定期貯金「マルシェ」を販売し、約3カ月で募集額の200億円をほぼ完売した。

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