支援隊 選果、箱詰め、農産物早く市場へ

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JA支援隊の支援活動

熊本地震で被害を受けたJAを支援するために長野県から出発したJA支援隊第1クールは、4月30日夜に熊本県に到着し、1日から支援活動を始めた。
同支援隊(県団5人)は、1日朝にJA熊本経済連第二園芸集送センター(宇城市松橋町)で説明を受けた後、作業を始めた。主な作業は、ミニトマトの選果、メロンの選果や箱詰め、段ボール箱の手折りなどをした。同センターでは、キュウリなどの選果機は地震で破損し稼働していない。
JA熊本経済連の田邊浩一参事は、組合員、職員がともに被災し、選果作業ができていない状況を踏まえ「組合員の農産物を一日でも早く市場に出荷することが支援につながる」と話し、ボランティアに参加したJA職員を歓迎した。
JA長野中央会の深井晴伍さん(25)は「被災地の組合員の役に立ててよかった。今後も継続的に支援を続けたい」と話した。JA支援隊第1クールは、3日まで支援活動をし、同日第2クールが現地入りして作業を引き継いだ。

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