広がる被災地支援の輪-きょう「JA隊」派遣

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生活用品などの積み込み作業

JA長野県グループは、30日から熊本県へJA職員らで構成する「JA支援隊」を派遣する。被災産地では、地震により選果設備に大きな被害が出ている。また、従業員の多くも被災し人手が不足している。春野菜のピークを迎える産地の園芸集配センターなどで、野菜などの選果や箱詰め作業などを行う。
支援隊の派遣期間は30日~5月21日の3週間。期間を7クールに分け、1クール5人の合計35人(JA職員16人、中央会・連合会19人)を派遣する。
30日に第1クールが出発し、5月3日(3泊4日)までの日程で作業をする。
JAグループの支援隊は、被災地(熊本県)のJAから要望を受け、全国から9クール450人を熊本へ派遣する。
JA長野県グループは、東日本大震災では2011~14年度の4年間、岩手、宮城、福島各県へ延べ132人の支援ボランティアを派遣した。


物資 第2弾送る、熊本中央会の要望受け
JA長野県グループは28日、被災地のJA熊本中央会からの不足物資の要望に応じて、熊本県へ第2弾の支援物資を送った。
今回の支援物資は、缶詰(さばみそ煮)、レトルトカレー、カップ麺などの食品。カセットこんろ、紙おむつ(大人用)、生理用品などの生活用品、ブルーシート100枚。JR貨物の協力で、28日JRコンテナへ積み込みJA熊本教育センター(合志市栄)へ向け出発した。同センターに5月2日到着し、被災地に配布される。

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