GAPを推進、安全な農産物を

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あいさつする荻原正雄センター長

JA長野県営農センターは13日、長野市のJA長野県総合研修所で2016年度GAP(農業生産工程管理)・安全安心担当者会議を開いた。県農産物の安全・安心な生産供給に向け、16年度の取り組み方針を説明した。
会議では、(1)農薬の適正使用に向けた取り組み(2)安全・安心確保対策(3)GAP推進計画(4)農産物残留農薬自主検査(5)放射性物質検査対応―などを確認した。GAP推進計画には、食品のグローバル化への対応強化に向けたGAPの高度化が新たに盛り込まれた。
また、多面的な安全確保に向けた取り組みを確実に行うために、JAの体制整備を進めるよう呼び掛けた。
荻原正雄センター長はあいさつで、「2020年東京オリンピック・パラリンピックが開かれるが、県の農産物は安全・安心だと内外に認知されるためにも、生産履歴の完全記帳など安全確保に向けしっかり取り組んでほしい」と述べた。

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