熊本へ支援物資送る、募金呼び掛け 6月17日まで

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JA長野県グループの支援トラックに物資を積む

JA長野県グループは、熊本地震の被災地への支援を本格化させている。現地からの求めに応じて無洗米やりんごジュース、生活用品などの支援物資を23日、被災地へ送る。
今回の支援物資は、無洗米1500キロ、りんごジュース(190グラム缶)6000本、トマトジュース(190グラム缶)6000本、長期保存可能なパン500個などの食品。ティッシュやトイレットペーパー、生理用品などの生活用品。
10トントラック1台に詰め込み、JA全農長野の取引先で県産農畜産物を取り扱っている熊本大同青果(株)(熊本市西区)と熊青西九州青果(株)(同)、生活協同組合連合会グリーンコープ連合(福岡市)に向け出発した。
福岡県粕屋市の同連合会福岡物流センターに24日、熊本市に25日に到着し、被災者に配られる。
また、被災地のJA、組合員の復旧・復興支援のための募金活動を19日から始めた。同グループの役職員や組合員らを中心に、募金を呼び掛けている。募金締め切りは6月17日。
この他、JA長野県青年部協議会が18日開いた総会で、参加者から声が上がり、4万7790円の募金が集まった。JA長野厚生連は、県からの要請を受け、熊本地震の被災地に救護班を派遣することを決めた。救護班は、佐久総合病院と北信総合病院から2班10人を5月上旬に派遣する予定。
同グループは今後、JA熊本中央会を通じて被災地のニーズを把握し、不足している物資の支援などを進めていく。

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