看護師の道 決意新た

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ナースキャップを着ける第55期生

JA長野厚生連佐久総合病院看護専門学校はこのほど、同院教育ホールで第55期生(2年生)80人の戴帽式を行った。
式典では、同病院統括院長の伊澤敏子学校長から、女子学生にはナースキャップが、男子学生にはポケットチーフがそれぞれ手渡された。
学生らは責任の重みを感じながら、看護師を目指す気持ちを新たにしていた。
伊澤学校長は「看護師は、患者が何を感じているのか、表情に表れるあらゆる変化から読み取る観察力、想像力、そして愛情が必要な仕事。素晴らしい看護師になれるよう、これからも励んでほしい」と述べた。
厚生連の内堀茂代表理事理事長は「初心を忘れることなく、厚生連医療運動を担う一人として成長されることを期待する。あらゆる人への思いやり、心のこもった温かい看護を実践していってほしい」とあいさつした。
学生を代表して、北條和さんが答辞。実習を通して、患者の立場になって考えること、気持ちを伝えることの大切さを学んだと話し「患者を理解する姿勢を忘れず、笑顔を大切にしていきたい。頂いたナースキャップに恥じない看護師を目指し、一層努力していきたい」と、支えてくれた多くの人への感謝の気持ちを述べた。
灯授与では80人全員のろうそくに火がともされ、幻想的な雰囲気の中で「誓いの言葉」を斉唱した。
看護師への道に進むことを再確認し、地域に貢献していく決意を固めていた。

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