JA長野厚生連小諸厚生総合病院は、第36回病院祭「地域医療を支える～つなげよう未来に」を開き、地域住民ら約820人が来場した。
病院入り口ロビーでは、2017年12月開院の新病院模型や映像で紹介する「病院再構築コーナー」を設置し、来場者からの熱心な質問に、職員が丁寧に対応した。
また、現役時代は日本の長距離陸上界をリードし、現在はDeNAランニングクラブ総監督を務める瀬古利彦さんが「心で走る」をテーマに講演。学生時代や選手時代の話に、聴講者は興味深く耳を傾けた。瀬古さんは子どもたちに「天才は有限。努力は無限。だから、努力の天才になろう」と語り掛けていた。
その他、無農薬野菜や軽食、地域の作業所が手作りした製品の販売があった。
一次救命救急（BLS）講習会、歩行測定、健康相談、パネル展示、院内スタンプラリーなども行われ、来場者は普段とは違う病院の雰囲気を楽しんでいた。