省エネ、景観美化へ

「省エネ、景観美化へ」の画像
最優秀賞の見事なアサガオのカーテン

JA信州うえだは合併20周年記念事業の一環で「緑のカーテンコンテスト」を行い、優秀作品6点を選んだ。最優秀賞に、上田市富士山の峯村秀則さんのアサガオのカーテンが輝いた=写真。コンテストは、緑のカーテンを普及し、夏の省エネと景観美化につなげようと初めて企画した。
「私の育てた自慢のグリーンカーテン」をテーマに、夏の省エネ対策で作った緑のカーテンの写真を募集。個人の他、管内の小学校、保育園、公共施設、企業などから42点の作品が集まった。
最も多かった植物の種類はアサガオ。続いてニガウリ(ゴーヤー)、ヘチマが多かった。中にはブラックベリー、ツルムラサキなど珍しい植物を利用した作品もあった。
最優秀賞の峯村さんは住宅の壁の焼け込みを防ぐためにアサガオ(品種ヘブンリーブルー)17本を育てた。「厚みのあるカーテンにするため、土づくり、追肥、剪定(せんてい)・誘引に手をかけた」という見事な作品。
コンテスト事務局の同JA生産資材課は「初めての試みだったが、仕立て方や棚作りに工夫した作品が多く集まった。苗や資材、作り方など提案できる売り場つくりにつなげていきたい」としている。入賞作品は、上田市国分のJA生産資材店舗JAグリーンファーム中央店で展示している。
他の入賞者は次の通り。
(かっこ内は住所・植物の種類)
▽優秀賞=山本一儀さん(上田市御所・アサガオ)、上田市立西小学校1年1組(同常盤城・アサガオ)
▽優良賞=宮下快子さん(同真田町長・アサガオ)、上田市役所生活環境課(同大手・アサガオとフウセンカズラ)、上田市立西小学校1年2組(同常盤城・アサガオ)アサガオの品種はいずれもヘブンリーブルー。

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