風味、喉越し楽しんで。「伊那華の新そば」販売

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26日から販売が始まった「伊那華の新そば」

長野県のJA上伊那は26日、上伊那産の夏そばを使った期間限定商品「伊那華の新そば」の販売を始めた。1パック(3人分、つゆ付き)865円で、同JAの直売所「ファーマーズあじ~な」などで販売している。
県が品種改良した「しなの夏そば」を使い、実だけを製粉した更科(さらしな)で作る。同社の特許製法で、保存料を一切使わず製造日から3ヵ月間常温保存できるため、土産としての需要も見込める。
一昨年8月に木曽町の(株)霧しなと共同で開発した最初の商品で、JAのブランド「伊那華の」シリーズから発売。県外からの注文も多く、昨年は約1万3000パックを販売した。
同社とJAは、この「新そば」を皮切りに、同社と特産小麦「ハナマンテン」を使ったうどん、ラーメン、冷し中華などを次々と商品化している。
JA営農部特流直販課の柴克彦課長は「新そばならではの風味と滑らかな喉越しを楽しむことができる商品」とPR。同社の営業担当大場和子さんは「ほのかなそばの香りを楽しんで」と勧める。

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