各地で総代会−TPPには断固反対の特別決議

「各地で総代会−TPPには断固反対の特別決議」の画像
総代会に先立ちあいさつする中里組合長

組合員の負託に応えようと、JA佐久浅間はこのほど、小諸市文化センターで第14回通常総代会を開いた。書面を含め792人が出席した。
同JAの中里勝彦組合長は、政権交代からの経済情勢やそれに伴う国内外の農政状況、JAの取り組みなどを報告。また、一日も早い組合員、利用者からの信頼回復に向け、役職員挙げて不祥事再発防止に取り組むことを言明し、「今年度は、長期構想・前期3ヵ年計画の初年度。掲げたビジョンの実現に向けて組合員の皆さまとともに取り組みたい」とあいさつした。
議事では、2012年度事業報告や長期構想・前期中期計画、13年度事業計画などの全9議案を上程した。出席者から、JAの事業展開に対し、有意義な意見が出され8議案が可決。特別議決の「定款の変更について」は、賛成が出席者の3分の2に満たず否決となった。
議事後、特別決議「TPP断固反対に関する特別決議」を提出。国から交渉参加表明のあった環太平洋連携協定(TPP)の及ぼす影響を改めて確認し、満場一致で決議した。

MENU