各地で総代会−四つの基本理念掲げ計画実行を

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あいさつする千國組合長

JAあづみはこのほど、安曇野市豊科南穂高の安曇野スイス村サンモリッツで第48回通常総代会を開き、総代641人のうち書面も含め574人が出席した。
同JAの千國茂組合長は開会のあいさつで、4月と5月の凍霜害被害額6億9300万円に上ったことについて、「過去最大規模の被害のため、行政への支援要請やJAグループと一体となって技術指導や販売対策、営農を継続していくための施策に取り組みたい」と話した。
2012年度事業報告や13年度事業計画など提出した全5議案を審議し、全議案が承認された他、TPP断固反対に関する特別決議を満場一致で採択した。
同JAでは、生産販売高は果樹やそ菜、花卉(かき)の出荷量が増えたことや高値で取引されたため、前年度より5億円増の89億円となった。
今年度は中期3ヵ年(13〜15年度)計画を樹立し実行する初年度となる。
同JAでは、安曇野を「耕す」「育む」「生きる」「営む」を四つの基本理念として掲げ、「ブランド特性発揮で元気な農業と元気な農家づくり」など五つのテーマの実現に向けて取り組む。

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