県内JAの話題
2012年02月03日
ナガノパープル、シロップ漬けに、女性部グループが開発 [JA中野市]
長野県のJA中野市女性部の加工グループ「手作り工房M&K」が、ブドウ「ナガノパープル」のシロップ漬けを開発し、販売を始めた。県育成の同品種はまだ流通量が少なく、認知度向上が課題になっている。一年中食べられるシロップ漬けで期待の新品種をPRし、ファンを広げたい考えだ。
商品は、誰からも親しまれるよう「ぶどうちゃん」と名付け、同市の農産物産館「オランチェ」で1本(200グラム)480円で販売している。原料のブドウは、地元で栽培したものを使い、同グループが運営する加工所で作った。
鮮やかな黒紫色で大粒の「ナガノパープル」は、種がなく皮ごと食べられるブドウとして人気が高まっている。この特徴を最大限に生かそうと考えられたのが「ナガノパープル」のシロップ漬けだ。11月上旬に収穫したブドウの房から実をもぎ取り、砂糖と水を加えた瓶の中に約1ヶ月間漬け込む。皮付きのまま丸ごと漬け込むことで、「ナガノパープル」本来の味はもちろん、色鮮やかなぶどう色が楽しめる商品にした。
同グループの宮沢直子さんは「一年中おいしいブドウを味わってほしいと考案した。多くの人に食べてほしい」と話す。グループは、同市高丘地区の女性9人で、1992年に設立。自然災害で被害を受けた果樹や規格外品に付加価値を付けて販売するため、リンゴや桃のジャムなど18商品を販売している。
写真=「手作り工房M&K」が販売を始めたブドウ「ナガノパープル」のシロップ漬け
2012年2月3日「日本農業新聞」信越から
