レシピ

完熟梅で「さしす梅干し」を漬け込みました

さしす梅干し

黄色く色づいた完熟梅

今年の梅仕事はお済ですか?
我が家でも、7月初旬に料理研究家の横山タカ子さんオリジナルの「さしす梅干し」を漬け込みました。
「さしす梅干し」に使用した梅は、昨年(2015年)12月中旬から花を咲かせ、結実は難しいのではないかとつぶやいた梅の木の黄色く色づいた梅(完熟梅)で、杏のような香りがします(編集部員のつぶやき 2016年1月27日 参照)。
なんとか、自家用の「さしす梅干し」に必要な梅は確保できましたが、収穫量は例年の3割程度。12月に花を咲かせなかった隣の梅の木に期待したのですが、その木も今年の春先の天候の影響なのでしょうか、ほとんど実がつきませんでした。トホホ・・・。
これからの異常気象を心配しながら、来年の豊作を祈るばかりです。

どうにか確保できた完熟梅を使い、今年も張り切って「さしす梅干し」を作ります。
すごく簡単な「梅仕事」なので、作り方を紹介します。

20160713koki03.jpg 【作り方】
1. 完熟梅(2kg)を水洗いし、表面の水分をふきとり、ビンに入れます。
2. 1に塩(200g)、氷砂糖(600g)、酢(600ml~800ml)の順番に入れ、梅が浮き上がらないように軽く重石をします。
3. ビンを定期的にやさしくゆすりながら、土用(7月20日~8月7日)まで2週間~3週間ほどかけて、ビンの中でじっくりゆっくり待ちます。
4. 晴天が続きそうな日を選んで、ビンから梅を引き上げ、3日3晩天日干ししたら「さしす梅干し」の出来上がり。
ビンなどに入れて涼しい場所に保存します。

さしす梅干し

2015年の「さしす梅干し」と「さしす」

梅を引き上げたあとの漬け汁(さしす)も保存ビンに移します。梅の香りがありおいしい酢ですので、和え物、煮物、漬けものなど幅広く使える万能調味料として、我が家では大活躍。昨年のものは、琥珀色になり味もまろやかになりました。暑い夏を乗り越えるのにもってこいの「さしす梅干し」と「さしす(甘梅酢)」。完熟梅が手に入ったら作っておくと重宝しますよ。(さくら)

こちらは の記事です。
農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

この記事を書いた人

さくら

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