"だぁーちゃ"で楽しむ自家焙煎珈琲とJAZZ:軽井沢町

信州のcafe

そのカフェでは、自家焙煎の新鮮な珈琲がいただけます。カフェの名前は「だぁーちゃ」。ロシア語で、菜園付き別荘という意味です。

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やさしい暖かさとすてきな音が待っています

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まだ雪深い信州の軽井沢。凍てつく冬でも、だぁーちゃの店内に入ると、外の寒さを忘れる暖かさです。その秘密はロケットストーブ。店主さんが「レンガや煙突を触っても熱くありませんよ」と話してくれたように、ベンチシートに排煙を通したロケットストーブは、レンガを通してじんわりと店内を温めています。だぁーちゃのレンガ製ロケットストーブは、2011年誕生で、長野県内では第1号だったそうです。

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もうひとつ、店内で目を引くのは、大きなスピーカー。JBL社のパラゴンというスピーカーで、店主さんがこよなく愛するジャズミュージックが店内に流れます。パラゴンは、特にライブ演奏の臨場感と迫力が伝わる、まさに楽器のようなスピーカーシステムです。

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だぁーちゃには、テーブル席が2つとカウンター席、そしてテラス席があります。テラス席は、喫煙可。寒いこの季節は、シートによる防寒対策がされていて、店主さんご夫婦の愛猫が出迎えてくれます。夏は、きっと木々の緑を楽しめる開放感のある特等席になることでしょう。

良質で新鮮。ひと味違う自家焙煎珈琲をぜひ

20160203cafe07.jpgそんなだぁーちゃの一番のおすすめは、自家焙煎珈琲。店主さんがオーガニックの生豆をハンドピックで厳選し、焙煎してから10日以内で使っています。珈琲好きの店主さんですが、若い頃から胃が弱く、珈琲でもたれることがあったことから、研究を重ね、珈琲を生鮮食品と同じに扱うようにしているのです。「一口だけ残しておいて、最後に飲んでみてください。味が違いますよ」と教えてくれた店主さんの言葉どおり、良質で新鮮な珈琲は冷めても濁らず、すっきりと美味しい味でした。珈琲が苦手という方も、一度だぁーちゃの珈琲を味わってみてください。

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セットメニューで楽しめるペーパードリップのブレンド。
マイルド、ハイクオリティー、フレンチからお好みの濃さを選びます。

たっぷり添えられたフルーツコンポートやジャム

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ケーキセット

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パン粥セット

サイドメニューには、ケーキセットやパン粥セットがあります。ケーキは自家製で、取材にお邪魔した日はココアケーキ。甘さを控えたケーキには、フルーツが入り、添えられた生クリームや洋ナシのコンポートとも良い相性です。パン粥セットには、パン粥にヨーグルトが付きます。パン粥は、細かくしたパンと牛乳に、こだわりの卵の入ったやさしい味で、塩で味を調節しながらいただきます。ヨーグルトには自家製のフルーツジャムがたっぷり入っています。

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店主さんご夫婦は、珈琲店をしていた埼玉県から2008年に軽井沢に移住してだぁーちゃを始めました。軽井沢の豊かな自然が楽しめるだぁーちゃには、地元の常連さんが訪れて、至福の珈琲を楽しんでいます。

珈琲屋だぁーちゃ

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  • 長野県北佐久郡軽井沢町追分1441-7
  • TEL 0267-45-3951
  • 営業時間 10:00〜18:00
  • 定休日 水曜・木曜

■公共交通機関でのアクセス
しなの鉄道「信濃追分駅」下車。
信濃追分駅から徒歩約20分。または、千曲バス(軽井沢町内循環バス西コース)「西部小学校前」下車。徒歩5分

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