遠くても足をのばしたい、片田舎の素敵な店:上田市

Shinshu's Best Travel Offer
A Cozy Cafe in the Mountain Country



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信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――

 

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そのカフェは、上田市の郊外、里山を背にした農家の納屋を改修したお店です。名前は、Hatake Cafe 山笑(やまわらう)。山笑とは、俳句で春の季語です。

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今年は、4月に入っても雪がちらつく日が多く、山笑う季節、春の訪れが本当に待ち遠しい信州です。カフェの名前、山笑は地元の人に親しまれるように、店主さんが考えました。お店の前の畑では、店主さんが自ら無農薬で野菜を育て、カフェのメニューにも登場するそうです。

山笑の店内に入ると、素敵なインテリアと、渋いBGMが流れていて、ここが信州の田舎であることを忘れてしまいそうな空間です。窓から見えるのどかな風景が無ければ、街中のカフェと間違えてしまうかもしれません。

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山笑のごはんは、旬の野菜カレー、おかずスープとごはんのセット、ナンプレート、自家製ピッツァなど。取材に伺った日のごはんは、黒米の入ったご飯と、具の野菜がたっぷりのおかずスープは、金時豆と長いもの豆乳スープでした。食材は、できるだけ農薬や化学肥料を使わない野菜を選び、調味料も無添加のものを使うよう心がけているそうです。味も、盛り付けも、店主さんのセンスが光ります。
週替わり、日替わりのスイーツは、黒豆と豆乳のシフォン、はっさくパイでした。甘さを控えた、上品な味わいです。店内の黒板に書かれた、その日のスイーツから選びます。
ドリンクメニューは、有機珈琲、フルーツティー、紅茶など。珈琲豆はすべてフェアトレードの豆にしているそうです。フルーツティーは、4種類から選び、フルーツの香りがしっかりします。3杯は飲める、たっぷりの量も魅力です。

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山笑は、イベントでお米づくりや、味噌づくりをするそうです。加工品は、味噌のほか漬物やジャムも手作りし、一部はカフェのメニューにも登場するのだとか。 店主さんは、カフェで出すメニューの食材を、できるだけ自家農園で賄えたらと考えています。今は、野菜ときのこの一部を作っていますが「何でも作りたいです」と笑います。 山笑が、室賀の里にオープンして3年が過ぎたそうです。のんびりとした田舎にある、素敵なカフェで、まったりと過ごしてはいかがでしょうか。

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Hatake Cafe 山笑(やまわらう)
長野県上田市上室賀104
TEL&FAX 0268-31-1090
営業:11:00〜18:00
定休:木曜、第1金曜日


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