おいしくて楽しい♪天然酵母パンと木の工房カフェ:松本市

信州のcafe

そのカフェは、とてもおいしいパン屋さんの2階にあります。名前は「オモカフェ」。無垢の木のテーブルと椅子で、ゆったりとおいしい時間が過ごせるのです。

りんご畑の広がる山間
茅葺きの古民家がパンと家具の工房に

信州のcafe

松本市梓川(あずさがわ)地区は、日本アルプスのふもとにあり、長野県内でもりんご栽培が盛んなところです。この梓川地区梓で店主さんご夫婦が、古民家を改修してパンと家具の工房ショップ「パントキ」を開いたのが、10年前の2006年4月。そして5年後の2011年11月に、人の集まるおもしろい場所をつくりたいと、土蔵を改修してオモカフェをオープンしました。

信州のcafe

 

信州のcafe

県産小麦と白神こだま酵母でつくる薪窯パン

信州のcafe

薪窯

パントキのパンには、3つのこだわりがあります。それは「長野県産小麦・華梓」と「白神こだま酵母」を使って、「薪窯」で焼き上げていること。華梓(はなあずさ)は、長野県産小麦100%の超強力粉のこと。しっかりとした弾力があり、パンづくりに適した小麦です。白神こだま酵母は、世界遺産の白神山地で発見された野生酵母で、酵母自体が体内に糖分を含み、少ない砂糖でもパンに自然な甘味をもたらすそうです。そして大きな薪窯で焼くと、遠赤外線効果で表面は香ばしく、中はもっちり感を残すおいしいパンに仕上がります。

信州のcafe

からだにやさしい天然素材を使ったパン。小さめサイズでいろいろ試したくなる

信州のcafe

カフェでスープセットを頼むと、たっぷりのスープ(コーンスープかミネストローネ)と飲み物(珈琲かリンゴジュース)、ヨーグルトが運ばれてきました。お好みで選んだパンとのセットでいただくことができます。パンは食べやすい大きさにカットしてくれ、薪窯の炭で温めるうれしいサービスも。

信州のcafe

信州のcafe

パンは大変な人気で、取材に伺った時も、開店と同時にたくさんのお客さんが訪れていました。小さなお子様連れの親子が多いのは、たくさんの面白い形と、忘れられない素朴なおいしさに魅せられてのことでしょう。

無垢の木テーブルを囲み、ゆったり時間が流れるカフェ空間

信州のcafe

2階のカフェスペース。冬季は家具の展示スペースに

取材時の2月、カフェは冬季休業中で、1階のテーブルのみで限定営業されていました。冬の間、2階のカフェスペースは、家具の展示スペースとして見学ができます。カフェの営業は4月下旬〜11月となりますので、ウェブサイトで確認してからお出かけください。

信州のcafe

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パントキ「オモカフェ」

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  • 長野県松本市梓川梓6784
  • TEL&FAX 0263-78-6237
  • 営業時間 11:00〜17:00
  • 定休日 火〜木曜日(祝日は営業)

■公共交通機関でのアクセス
松本駅から松本電鉄(アルピコ交通)上高地線に乗り、「波田駅」下車。タクシーで10分(約5km)

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