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脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第36回

北信州いいやまから~花ばなし里ばなし~

北信州いいやまから~花ばなし里ばなし~

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

015年も残すところあと数日。
今年もいろいろありました。
花卉類は例年に比べて価格が安定していたと思いますが、我が農園では例年より出荷量が減りました。
原因としては、株が古くなった為に細くて大きな花にならない物があり出荷しなかったことや、古い株の畑を起して新しい株を植えたりして、それがまだ出荷までの大きさにならないことなど、まぁこういう年もあります。
ただ、もう1つの原因は僕が夏に肩を怪我して手術を行ったりした為、仕事が出来ない日が多かった事が大きな原因です。
今年のマイナス分は来年しっかり取り戻したいと思います。

12月としては異例の暖かさ。
12月18日に里にも初雪が降りましたが、昨年12月14日の我が家の写真と今年12月20日の写真を比べても全く雪の量が違います。
この地域では1家に1台は所有している除雪機も1度も稼動していません。


昨年12月14日

今年12月20日
 

太田さんの農事録

出番のない除雪機
 

雪が少なく暖かいのは生活するにはありがたいのですが、ここ雪国ではスキー場や除雪作業を仕事にしている人が多く、我々農家も雪を計算して作物を生産しています。
この地域の米は全国的にも美味しいと評判です。その米作りに大事なのが山に積もった雪が溶けて田に入る冷水なのです。
花も雪の下で冬眠して春から徐々にいろんな花が咲いてくるのですが、雪が無く暖かいと開花時期が狂い出荷に影響してしまったり、病気なども発症してしまう可能性もあります。
豪雪は大変ですが、冬にはそれなりに雪が降ってもらいたいですね。

太田さんの農事録

全く雪が無い畑

年会シーズンですね♪
JA関係、花関係、仲間関係など今月だけで忘年会が11件あります。
我が太田農園でも納会&忘年会を行いました。
我が農園の従業員は4月~11月までの契約で、冬季は家族だけになります。
冬季はほとんどの従業員が、スキー場などで食堂やスキーレンタルなどの仕事をしています。
今年は僕が怪我をしてしまった事で従業員には本当に苦労をかけてしまいました。
その感謝を込めての忘年会で酒を交わし更に親身となって、来春からもお願いしたいと思います。

太田さんの農事録

1年お疲れ様でした!
 

年会ネタついでにもう1つ。
ここ飯山市には酒蔵が2軒あります。
美味い米と雪溶けの美味しい水の地域なので当然お酒も美味しいのです。
酒蔵の1つは「水尾」(みずお)を製造している田中屋酒造店。
もう1つは「北光」(ほっこう)を製造している角口酒造店。
どちらもいろんな賞を受賞している銘酒です。
この地域でも「水尾派」と「北光派」に二分します。
「俺は辛口の北光がいい!」
「私は飲みやすい水尾が好き」
など、酒の席では必ず出る話題です。
僕個人的には・・・両方比べられないくらい好きです♪
この二大銘酒を見つけたら是非飲んでみてください。

太田さんの農事録

太田さんの農事録


 

上田市での忘年会の席ではこんなラベルのビールが出ました。
来年の大河ドラマ「真田丸」の舞台となる上田市内ではいろんな場所でPRされていました。
大河ドラマの主人公ゆかりの地域は毎年観光客が増えると言われています。
上田市もそうですが長野県が全国的に盛り上がればいいですね。

太田さんの農事録


 

て、いよいよ来月からはスズラン栽培が始まります。
ハウスもスズラン用に綺麗にし、本格的な冬に備えます。
こんな感じでまた1年バタバタして終わります。
1年間お付き合いいただきありがとうございました!
皆様もお体には気を付けて良いお年をお迎え下さい。


太田さんの農事録

冬準備のハウス内
 

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