ユーマさんの農事録
[ユーマさんの農事録]

ミライを拓く。平成生まれ・ユーマの農事録 第3回

ユーマの農事録

 

 

リンドウの収穫は夜明け前から

皆さんこんにちは!ユーマです。
6月に入りましたが空気も地面もカラッカラ、そろそろお湿りがほしい今日この頃です。

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先月から始まった田植えも順調におわり、いまは花の管理作業に追われています。リンドウのつぼみも日に日に大きくなってきていて、今月の中旬から出荷が始まる予定です。リンドウは品種によって咲くタイミングが違いますが、花が咲いた状態で切って出荷することは共通しています。早朝、太陽が昇る前から切りはじめ、太陽が昇ればあがります。夏の太陽光で切った花が傷むおそれがあるからです。スピードが命の作業です。

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土が乾いたら通路を冠水させる

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おいしいセリも雑草のひとつ

リンドウは湿った土壌をよく好むので、土が乾けば畑に水路からの水を直接入れて通路を冠水させます。リンドウの生育にとっては非常に重要な作業ですが、地温が高いときに水を入れてしまうと根を傷めてしまうので、非常に気をつかう作業でもあるといえます。地面が湿るとリンドウが元気になりますが、雑草も元気になってしまうので、この時期はほぼ毎日雑草との戦いです。畑のあちこちで様々な種類の雑草が生えてくるのですが、あるリンドウ畑ではセリが非常に繁茂しました。ただ抜いてしまうのももったいなかったので、おひたしや鍋にして美味しく頂きました。雑草と付き合っていると稀にこういった役得もあったりします。笑

 

早朝からシャキーン!消防操法大会

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6月といえば地元の消防団の操法大会の月です。僕も一昨年から小型ポンプ操法の選手に選ばれているため、早朝に練習をしています。普段仕事をするときよりも少し早めに起きるので朝は少々ツライですが、練習をしている内に頭も体も目覚めてシャキっとできます。朝の清々しい空気の中で練習しているので、意外と気分的にもリフレッシュできているのかもしれません。本番の大会まであと2週間を切りましたが、仲間と精いっぱい練習して大会に臨みたいと思います。

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6月がおわれば、来月からいよいよ夏がやってきます。
今年の夏も昨年同様異常に暑くなるのでしょうか? 暑さに負けず頑張ります!

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

長野県上田市、鹿教湯温泉のほど近くでリンドウをメインとした花栽培と稲作に取り組む農家のせがれ齋藤由馬さん。
JA信州うえだ青年部の活動に励む一方で、冬は酒蔵で日本酒造り、夏はホップ栽培にも挑戦するチャレンジャーです。

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