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あなたがどれを選んでも、必ず納得できる梨

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ャキっとした歯ごたえと、実が含んだ甘〜い果汁のみずみずしさ。梨を食べる度に、そのおいしさに驚きを覚えます。信州の果物といえばリンゴというイメージが強く、梨は形が似ていることもあり、ポスターなどでは並んで描かれることもありますが、ちょっと陰が薄い気も・・・。ではありますが、周りには「じつは梨の方がリンゴより好きなんだよね。。。」という信州人は意外といたりします。地元愛が強い信州人は「信州といえばリンゴ」というイメージと逆のことを公言したがらないのでしょうか。

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長野県で梨といえば、南信州は下伊那・松川町周辺が名産地。「梨の真実」を知るために、今回は伊那谷生まれの甘い梨"南水"収穫直前の梨農家と、集荷選別作業で大忙しの状態になっているJAみなみ信州北部果実選果場を訪ねてきた。

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夏場の天候には苦しめられた
果樹生産が盛んな伊那谷で、ひときわ広々と果樹園が広がる松川町。そこで宮下光一(みやしたこういち)さんは、梨とリンゴを生産する。実は長野県南部地方は、9月21日の台風15号によって梨やリンゴが落下し、多大な損害が出たエリアだ。宮下さんの農園でも、たくさんの梨が落ちた。宮下さんが言う。「(台風の)被害は残念だけれど、手間暇かけて育てた南水を是非味わって欲しいです。おいしいですよ」

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南水は繊細で病気に弱いため、袋をかけて育てるそうだ。「育ったら収穫する前にこの袋を破いて、今度は日光に当てないといけないんだよ。他の梨より一手間多いけど、甘くて南水を育てるためには必要な作業だからね」宮下さんはつづけた。「今年は夏場の天候が良くなく、少し小玉傾向」そしてつけくわえた。「味はいつものようにおいしくできたので、是非味わって欲しい」




央自動車道松川インターを降りると、梨やリンゴの畑が広がり、農家の直売所等が並んでいる。ひときわ目を引く大きな建物が、JAみなみ信州の北部果実選果場だ。今年の夏に4つの選果場を統合して完成した県内最大規模の選果場で、ここでは毎日たくさんの果樹農家さんから集められた果物を最先端技術を使って選果、梱包して出荷している。

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一秒に6つ!
人気の梨、南水の出荷ピークを迎えていたこの日、大忙しのみなさんに特別に許可をもらい、梨の選定の様子を見学出来た。驚いたのは、梨がラインの上をものすごい速さで進んで行くことだ。聞けば、1つのラインで1秒に約6コの果物を選定しているのだ。スピードに圧倒されて梨の流れに見入ってしまい、すぐに目が回したのは自分です。

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選定の作業は、まず人間の目で、傷の有無や形を確認し、等級分けをする。ラインを流れていく梨を手に取り、手際よく等級を見極めていく作業員さん。そのあと梨の流れはスピードを増し、2つの機械を通過していきます。1つ目の白い機械は、今年新しく導入された、糖度を測る機械。この機械なら、梨を切らなくてもひとつひとつ全ての梨の糖度を測ることが出来るのだとか。2つ目の黒い機械は、瞬間的に大きさを測る機械だ。

はずれることのない梨は南水
よく見れば、流れている梨が乗っている台がなんだか特徴的ですが、この台が、今回導入された最先端技術のポイントのひとつとのこと。台の部分にバーコードが書いてあり、このバーコードによって、梨の等級、大きさ、糖度が管理され、箱詰めの際に適切な箱へ導かれる。お客さまが期待通りの梨を手に取ることが出来るように様々な工夫が、随所に施されているのであります。中でも、味、形共に最も品質のいい梨は、"太鼓判"というブランドで出荷されています。南信州の梨「南水」。あなたがどれを選んでも納得する梨を、是非味わってみてください。

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