JA長野県
15 04 2009

信州の果実は春のさくらんぼからはじまる!

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春のさくらんぼの出荷がはじまると、いよいよ信州の果実のスタート。これから冬の干し柿の時季まで、季節の移ろいとともにさまざまな信州発の果実が、全国の店先でみなさんのお目に留まることでしょう。いろんな信州の果実で、「信州」を感じていただけたら、スタッフ一同とても嬉しいのです。

はじまりましたよ

L 「はじまりましたね〜」
佳代「ええ、はじまりました。さくらんぼですね」
L 「そう、『さくらんぼ』、『桜坊』、『チェリー』、『錯乱坊』・・ぶつぶつ・・」
佳代「Lさん、最後、多分若い人は誰も知らないっちゃ(´д`;)」
L 「そういう・・・も・・」
佳代「お互い歳が分りそうな会話は止めっ! さあ、取材取材! 行きますよ!」
L 「定めじゃ」


長野県のさくらんぼの出荷が早い理由
今回は長野県でもさくらんぼの出荷が早い産地であるJA中野市にて、さくらんぼ部会長の北原さんのお宅と、JAタウンにも出荷を頂いている山口さんの2軒のさくらんぼ農家を訪問して、お話をうかがってきました。

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北原部会長さんのお宅のハウスに入った瞬間、最初に目に飛び込んできたのがこの写真の光景です。思わず2人とも「おお!!」

なんと言いますか、緑の中に鮮やかな紅色の宝石がちりばめられたような無数のさくらんぼ。「宝石みたい!」と声を上げた佳代さんに「『果樹園のルビー』なんて例えたりもしてますヨ」と、北原部会長さんがすかさず応じます。

さくらんぼの栽培は大別して3つあります。「加温ハウス栽培」「雨よけ栽培」「路地栽培」。JA中野市のさくらんぼは加温栽培技術の普及で、出荷も3月からスタートし、丁度今が加温ハウス栽培物の最盛期となっています。


春のさくらんぼの産地を作ろう
もともブドウ(巨峰)の産地でもあったJA中野市では、果実の多様な品目産地化を目指す過程でさくらんぼを導入するにあたり、ブドウで培われた「加温ハウス栽培」のノウハウがさくらんぼの加温ハウス栽培に応用出来たことが非常に大きかったのです。全国的にはさくらんぼの産地は様々なのですが、多くは初夏の果物としてイメージも定着していました。信州、それも中野市では「春のさくらんぼの産地を作ろう」を合言葉に、行政、JA、生産者が一体となって現在の産地を作ってきたのです。

さくらんぼの栽培はとても難しく、また収穫後の鮮度保持技術にも非常に気を遣う果物です。しかし、加温ハウス栽培の技術定着で、春の時期の出荷が可能になったことに加えて、路地栽培物に比較してさくらんぼ個々の品質も均一で、瑞々しい果実が出来易いこと、鳥害、虫害への対処がし易くなったようです。

ただ、その反面で、ここ近年の石油の高騰にはじまる燃料コストの上昇や資材の高騰が厳しい陰を落としていることはまちがいありません。この辺のご苦労話を山口さんにも伺ってきました。

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中野市の若い生産者たち
JA中野市の管内は県内でも比較的雪の多いことでも有名なのですが、加温ハウスはこの雪との闘いでもあります。雪が多いとハウス内の温度管理もさることながら、ハウス上に積もった雪によってハウス自体が倒壊することもあり、現に山口さん宅のハウスも平成18年の豪雪でハウスが倒壊して大きな被害を受けました。

なんと言ってよいやら、一言「大変ですね」としか言えなかったのですが、ここまでして加温栽培に取り組む情熱は凄い、というのが率直な感想でした。山口さん曰く、

「全国的には大きな産地はいろいろあるけど、中野ではさくらんぼの生産者は若い生産者が多くてね、自分たちの技術を駆使して春の(さくらんぼの)産地を作りたいっていう気持ちが皆強いからね」

とのこと。確かに、JA中野市のさくらんぼの生産者は部会長さんをはじめ、若い生産者が多かったような。

中野市の若い生産者の熱意が消費地の皆さんに伝わり、春のさくらんぼの産地として、信州、中野の産地が広く定着してもらえると、きっといろんな苦労も報われるのだろうな。


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「葉上げ」

はあげ。さくらんぼの粒の色づきを促進するため、輪ゴムで葉っぱを束ねます。これが「葉上げ」という技術。葉っぱを取ってしまえば簡単だろうと思われるかもしれませんが、甘みを確保するために葉を取ってしまうわけにはいかないのです。



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「荷造り」

にづくり。ひとつひとつサイズと熟度、色合いを厳密に検査して、ていねいに荷造り。一言「細かい!」非常に肩の凝る作業です。とにかくたいへん。



※ご紹介した商品「サクランボ」はJAタウンでも扱っておりますのでご利用下さいませ!


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